ロシアが、日本からの輸入食品への放射能規制強化を発表

ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁の広報部がは、日本が福島第1原子力発電所の出した、放射能を含んだ処理水の海洋放出の開始を発表したことを受け、日本から輸入される食品への放射能規制を強めたことを明らかにしました。

ロシア消費者権利監督庁の発表した声明では、「本庁は、高濃度の放射性同位体を含む水産資源およびそれを使用し、日本で製造された食品（魚、魚加工品、海産物など）をロシア連邦領内に流通させないために、連邦内の各組織に対し、ロシア連邦に上記の品目が搬入された場合の検疫管理および流通の管理を強化するよう通達した」と記されています。

韓国政府は同日、この発表に先立って、日本の福島原発1からの処理水の海洋放出が「国際基準に合致」しているとする報告書を発表していますが、一方で中国は、日本産食品の禁輸措置を一層強める姿勢を示しています。

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