7月 17, 2023 17:00 Asia/Tokyo
  • 東北北部で記録的大雨に厳重警戒
    東北北部で記録的大雨に厳重警戒

日本の東北地方北部で、梅雨前線の影響で記録的な大雨となっており、特に秋田県内は複数の河川が氾濫し、浸水被害が相次いで確認されています。

日本の報道各社が17日月曜、報じたところによりますと、 秋田県内では、この大雨で6つの市と町に、5段階のうち警戒レベルが最も高い避難情報の「緊急安全確保」が発令されています。

県内には、わずか半日で平年の7月1か月分の雨量を超えたところもあったということです。

秋田市は降り始めからの降水量が400ミリを超え、観測史上最大となったところがあり、16日日曜も住宅地の広い範囲で浸水が続きました。休業を余儀なくされた店舗も相次いでいます。

住宅の床上・床下浸水の被害はすでに625棟で確認されていますが、秋田市などはまだ被害の全容がわかっていません。

また、秋田新幹線が17日も秋田と盛岡の間で始発から終日運転を見合わせるなど、影響が広がっています。

また、県内を流れる雄物川は、秋田市内の観測所で氾濫危険水位に達しています。

 秋田県は16日、秋田市や能代市など15市町村に、災害救助法の適用を決定しました。 

 秋田地方気象台では、秋田県では今後、警報級の大雨となる見込みで、引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、氾濫への警戒を呼び掛けています。

 


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