岸田首相「断じて容認できない」、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射に
(last modified Wed, 26 Jul 2023 07:56:14 GMT )
7月 26, 2023 16:56 Asia/Tokyo

岸田首相が、北朝鮮による相次ぐミサイル発射を非難しました。

日本の報道各社によりますと、岸田首相は25日火曜朝、首相官邸に入る際に記者団に対し、北朝鮮が現地時間の24日月曜深夜に弾道ミサイル2発を日本海に発射したことについて「いまのところ被害は確認されていない」としたうえで、「北朝鮮は高い頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返している。我が国のみならず国際社会の平和と安定を脅かすもので、断じて容認できない」と強く非難しました。

 さらにミサイル発射について、国連安保理決議に決議に違反するものだとして非難し、北朝鮮に抗議したことを明らかにしています。

そして、「政府としては、引き続き警戒監視などに万全を期すとともに、日米両国や日米韓3か国の連携などを通じて平和と安定、それに国民の命を守るために努力を続けていきたい」と述べました。

なお、日本の防衛省は、24日夜遅く北朝鮮が2発の弾道ミサイルを発射し、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定されると発表しました。

北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したのは今月19日以来のことです。

北朝鮮は、アメリカとその地域同盟国による合同軍事演習を地域の安定・平和のかく乱要素と見なしており、特にアメリカが北朝鮮に対する敵対行為を止めない限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると表明しています。

 


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