台風6号により沖縄で2人死亡・64人負傷、 13万戸以上で停電
8月 03, 2023 18:06 Asia/Tokyo
大型で非常に強い台風6号の襲来により、沖縄県や鹿児島県で被害や影響が広がっています。
日本の報道各社によりますと、沖縄県で現地時間の3日木曜14:00現在、2人が死亡、64人が負傷しました。
また、鹿児島県内ではこれまでに2人が負傷したほか、空き家が全壊する被害も出ています。
沖縄電力によりますと、この台風の影響により3日午後3時の時点で、沖縄県内すべての戸数のうち21%あまりにあたる13万4830戸が停電しています。
また、九州電力の発表では鹿児島県内でも3日午後3時の時点で、合計約3520戸で停電しています。
さらに、台風6号の影響で沖縄県の一部の地域では、携帯電話がつながらないか、つながりにくい状態となっています。
加えて、沖縄県内では3日も空や海の便に影響が続いており、那覇と宮古や新石垣、このほかの県内の離島の空港を発着する合わせて314便の欠航が決まっています。
日本の気象庁によりますと、大型で非常に強い台風6号は、午後5時には宮古島の北北西230キロの海上をゆっくりとした速さで西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
気象庁は、台風6号が今月4日から6日ごろにかけて強い勢力を維持したまま東へ進む見込みで、沖縄地方や鹿児島県の奄美地方では台風の影響が長引くおそれがあるとして、高波と高潮に厳重に警戒するよう注意喚起しています。
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