9月 30, 2023 17:16 Asia/Tokyo

東京・渋谷駅前で多数の市民らが集結し、高インフレや軍拡に抗議しました。

渋谷駅前で28日木曜、多くの市民らが街頭に集結し、「政府は、現在の深刻なインフレと市民生活への圧迫増大を無視して恒常的な軍拡に走っている」として抗議の意を示しました。

参加者は「止めよう大軍拡、戦争をあおるな」、「武力で平和は作れない」などと書いた横断幕を掲げて人々の行き交う交差点で街頭演説を行いました。

そして、政府に対し憲法9条の遵守や平和外交の堅持、米国の軍拡戦略への追従をやめて人材育成分野にさらに財政資金を配分することなどを要求しました。

そして「9条こそが命を守る」、「敵基地攻撃能力は憲法違反」などと書いたプラカードを掲げる参加者もいました。

こうした中で、ある参加者は「日本も物価がとても高くなっていて、もっと貧困になっていく人がいる中で、もっと(出費を)抑えられるところ、お金を使うべき場所が間違っている」と語りました。

また、「もっと国民の生活や未来、将来を考えてほしい。物価が高くて食事をするのも大変だということにつながっていることを訴えたい」と切実な思いをあらわにしていました。

そして軍拡反対についても、ある女性は「どれだけ知らない人たちを殺したかということですね。やっぱり二度と戦争はしてはいけません」と真剣にコメントしました。

 


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