安倍首相がTPPを強調
1月 14, 2017 19:45 Asia/Tokyo
日本の安倍総理大臣が、TPP環太平洋パートナーシップ協定の参加国の協力の拡大を求めました。
AP通信によりますと、安倍首相は14日土曜、オーストラリアのタンブール首相との会談後、シドニーで記者団を前に、「日本とオーストラリアはTPPの実行を確実にするために、両国の協力を拡大する」と語りました。
アメリカのトランプ次期大統領は、「アメリカをTPPから脱退させる」と述べています。
TPPにはアメリカ、日本、マレーシア、ベトナム、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、チリ、ペルーが参加しています。
タンブール首相も、「日本との関係はこれまで以上に近く、強く、建設的なものになっている」と述べました。
安倍首相は13日金曜、アジア歴訪で、フィリピン訪問を終え、オーストラリアに入り、その後インドネシアとベトナムを訪問する予定です。