日本で、ジカ熱感染を確認
2月 26, 2016 21:56 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省は、中南米でジカ熱の流行が始まって以来初めて、国内で感染者を確認したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、ジカ熱に感染したのは、川崎市の高校生だということです。この高校生は、感染前にブラジルに滞在していました。
厚生労働省は、高校生が帰国した後滞在した場所のすべてを調査するなど、大規模な検査を開始しました。
日本では、少し前から、ジカ熱の流行を受け、空港にポスターなどを掲示したり、体温を測る設備を設けたりすることで、入国時に特別措置を講じていました。
日本の塩崎構成労働大臣は、26日金曜、再度、市民、とくに妊娠している女性に対して、ジカ熱が流行している国や地域への渡航を控えるよう求めました。
これ以前、日本では2013年に3人、2014年には1人の感染が確認されています。
これまで、アジアでジカ熱の感染者が出ているのは、中国、タイ、シンガポール、インドネシア、オーストラリアとなっています。