ロイター通信、「インペックスもイランから撤退の可能性あり」
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日本最大の石油・天然ガス開発企業、国際石油開発帝石株式会社(INPEX
日本最大の石油・天然ガス開発企業、国際石油開発帝石株式会社(INPEX)が、「イラン南部のアーザーデガーン油田開発プロジェクトへの復帰に向けた努力をやめる可能性がある」と表明しました。
ロイター通信によりますと、アメリカの核合意離脱と対イラン制裁の復活を受け、INPEXはアーザーデガーン油田開発プロジェクトへの復帰に向けた努力をやめる可能性があるとしています。
INPEXは、2010年にアメリカによる対イラン制裁の行使により、アーザーデガーン油田開発の10%の権益を譲渡し、イランからの撤退を余儀なくされました。
イギリスのエネルギー調査会社、ウッドマッケンジーの統計データによりますと、アーザーデガーン油田は世界最大規模の油田で、その埋蔵量はおよそ332億バレルとされています。
この油田での1日の産油量は60万バレルに達すると見込まれていました。
2016年に、対イラン制裁が解除されたあと、INPEXがこの油田開発プロジェクトに復帰する下地が整っていました。
INPEXのスポークスマンはこれについて、「アメリカのトランプ大統領の最近の決定の後、入札に参加するのは困難になっている」と語っています。
また、「INPEXは、なおもイランの石油と天然ガス部門への参入に関心を持っている。これらの部門には高い可能性が秘められており、状況が変われば、わが社はこのプロジェクトに加わりたいと考えている」と述べました。
INPEXのスポークスマンによりますと、2017年8月にINPEXはアーザーデガーン油田に関するワークショップに参加し、この油田の開発の入札参加に必要な情報を入手していたということです。
同スポークスマンはまた、イランとの合意は機密情報であるため、この入札への参加に関する詳細については、コメントを控えました。