沖縄駐留米海兵隊司令官、海兵隊に人目を避けるよう指示
4月 16, 2019 16:35 Asia/Tokyo
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アメリカ軍兵士
沖縄駐留アメリカ軍のトップで、在日アメリカ海兵隊司令官を務めるスミス四軍調整官が、「交際していたアメリカ軍兵士に殺害された日本人女性の葬儀の日には、外出や買い物を避け、できるだけ公共の場に出ないようにすべきだ」との命令を出しました。
AP通信によりますと、スミス調整官は沖縄に駐留する各部隊の指揮官らに宛てた、14日日曜付けの書簡において、「怒りと衝撃に包まれている地元社会への配慮を示す意味で、我々も慎ましい行動を心がけ、人目を引かないようにすべきだ」と語っています。
この書簡は、アメリカ軍のある関係者により、メディアに公開されており、スミス調整官は「亡くなった方の葬儀の日には不要不急の買い物や外出、公共の場への立ち入りやレストランでの外食、大声で話すことなどを避け、沖縄県民という隣人との連帯感を示すべきだ」と述べました。
情報筋によりますと、沖縄県北谷町でアメリカ軍兵士が14日日曜、交際していた日本人の女性(44)を刃物で殺害し、自殺しました。
アメリカ軍はその後、この事件の容疑者が、同国カリフォルニア州出身で、在沖米軍海兵隊第3海兵師団第3偵察大隊所属のガブリエル・オリベーロ (32)3等兵曹.だったとしました。
沖縄県民は、ここ数年間に沖縄で発生したアメリカ軍による事件や航空機事故などの犯罪を理由に、アメリカ軍の沖縄駐留への怒りと抗議の意を示しています。
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