6月 26, 2024 15:11 Asia/Tokyo
  • インスタグラムによる13歳の青少年らへの性的動画提示は資本主義体制の問題
    インスタグラムによる13歳の青少年らへの性的動画提示は資本主義体制の問題

米金融情報サイト、WSJウォールストリート・ジャーナルおよび同国ノースイースタン大学のローラ・エデルソン教授が行った個別の調査から、Metaが所有する写真・動画共有SNSのインスタグラムが、性的内容を含む15秒から90秒の短尺動画を投稿・視聴可能なリールズ動画を13歳程度の未成年者に推奨していることが明らかになりました。

今年1月から4月にかけて行われたWSJ及びエデルソン教授の調査によりますと、インスタグラムではユーザー年齢が13歳と登録された新規ユーザーアカウントに対して、3分以内の性的動画が表示されています。パールストゥデイによりますと、このコンテンツを視聴して20分後には、「推奨リール」部門が性的内容の創作者であふれたということです。

一方で、WSJとエデルソン教授がTik Tok及びSnapchatについて同様の調査を実施した結果、これらのSNSアプリのいずれも10代のユーザーアカウントに性的コンテンツを推奨していなかったことが判明しました。

WSJはまた非公開文書に基づき、インスタグラムを運営する米企業・メタ社の従業員が以前にも同様の問題を目撃していたと主張しています。この文書は、インスタグラムの10代ユーザーにとっての破壊的な体験に関する詳細な内部調査に関するものでした。また、メタ社の安全部門の従業員もすでに同様のテストを実施し、これに類似した結果を得ていました。

しかし、メタ社のアンディ・ストーン広報担当はこれについて、「これは人為的な実験であり、インスタグラムを利用するティーンエイジャーの現実にはそぐわない」と述べています。

 


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