在日イラン大使が、聖地を首都とした独立国家パレスチナの建国を強調
日本駐在のラフマーニーモヴァッヘド・イラン大使が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とする独立国家パレスチナ建国の必要性を強調しました。
イルナー通信によりますと、ラフマーニーモヴァッヘド大使は31日金曜、都内にあるモスク・東京ジャーミイーで開催された、「パレスチナの将来と忘却された難民」と題する世界ゴッツの日の式典において、「国運を決定する権利、パレスチナ難民の祖国帰還、聖地を首都とした独立国家パレスチナの創設は、国際法の原則の1つであり、民主主義の原則に合致するものだ。これらは決して無視されてはならない」と語りました。
また、過去70年以上に渡り、パレスチナの人々がシオニスト政権イスラエルの暴虐、圧政下にあることに触れ、「イランは、被占領地からシオニスト政権の占領が完全に無くなるまで、パレスチナ国民の理念や彼らの抵抗への支持を継続する」と述べました。
また、この式典ではワリード・アリ・シアム駐日パレスチナ常駐総代表部代表も、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムがイスラム教徒に定められた初の礼拝の方向・キブラだったことを指摘し、「聖地は唯一パレスチナの首都だ」としました。
パレスチナ人への支持・連帯を訴える「世界ゴッツの日」の大行進は31日金曜、世界の多くの国々で一斉に実施されました。
ラマザーン月最後の金曜日は、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の提唱により、世界ゴッツの日に制定されています。
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