WHO、「日本では4種類の新型コロナワクチンの前臨床試験が行われている」

日本では現在、新型コロナウイルスに対する4種類のワクチンの前臨床試験を行っています。

WHO世界保健機関西太平洋地域事務局のソコロ・エスカランテ博士が、18日火曜、オンライン記者会見で明らかにしました。

エスカランテ博士は、「現在までに日本で臨床試験の第2段階にあるワクチンは1種類のみだ。一方、さらに4種類のワクチンの前臨床試験が行われている」と述べました。

また、西太平洋地域における今後のワクチン製造について、オーストラリア、中国、シンガポール、日本を含む一連の国が同地域の他の国でワクチンの製造能力が不足した場合、支援する意向を示したと指摘しました。

WHOによりますと、世界全体では現在26種類の新型コロナウイルスワクチンが臨床試験に入っています。

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