都内のコロナ新規感染者が317人、8月20日以来の300人超え
東京都内での、新型コロナウイルスへの新規感染者が317人に達しました。
ロイター通信が11日水曜、東京から報じたところによりますと、 東京都は同日、新たに317人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
都内での1日の感染確認が300人を超えるのは、去る8月20日以来のことです。
これにより、都内で確認されたコロナ感染者は累計で3万3377人に達しました。
また、NHKによりますと、11日新規感染者が317人だったことについて、小池都知事は記者団に対し、「全世代で感染が増えている状況が見られる。無症状の方が100人を超えて過去最高だが、積極的に検査を受けた結果だ。自費で検査を受ける方が最近増えていることも1つの要因だ」とした上で「東京都に住んでおらず、来たわけでもないのに、検体だけが都内に持ち込まれて陽性と確認された人がきょうは22人いるので、実質は300人を切る数字だ」と述べています。
さらに、 加藤勝信官房長官は11日午後、記者会見し、都内で新型コロナウイルスの感染者が300人超となるなど全国的に感染が拡大していることについて「最大限の警戒感を持って対処しているところ」だとし、大規模で集中的な検査の実施を含め自治体の感染拡大防止に向けた取り組みを支援する見解を表明しました。
なお、NHKをはじめとする日本の複数のメディアによりますと、同日における日本全国での感染者の総数は1524人で、1日の感染者数が1500人を超えるのは去る8月8日以来のことです。
また11日には、北海道で3人、京都府で1人、兵庫県で1人、愛知県で1人、神奈川県で1人の合わせて7人のコロナ感染による死亡が確認されています。
これにより、日本国内でのコロナ感染者の累計数は11万2858人、死亡者数は合計1871人となりました。
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