加藤官房長官が中国外相と会談、尖閣での活動に「前向きな対応」求める
11月 25, 2020 20:16 Asia/Tokyo
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加藤官房長官
日本の加藤勝信官房長官は25日、中国の王毅国務委員兼外相と会談しました。
時事通信が報じたところによりますと、加藤氏は会談後の記者会見で、会談の中で尖閣諸島周辺海域における中国公船の活動が「極めて深刻」であるとして、中国側に「前向きな対応」を求めたことを明らかにしました。
王毅外相は会談後、「隣国としてさまざまな問題があるが、互いを尊重する態度に基づいて適切に対処すべきだ」と主張しています。
また会談で加藤氏は、管政権は対中関係を重視しており、地域、国際社会にともに貢献したいと表明し、対する王毅外相も、「不確実性の世界においてともに建設的な役割を果たしたい」と呼びかけました。
24日には日中外相会談が行われており、新型コロナウイルス対策で制限された両国のビジネス関係者の入国を緩和し、11月中に往来を再開することで合意しています。
また25日には、菅首相と王毅外相の会談が予定されています。
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