自民党議員らがマタハラ解決に向け妊婦疑似体験を実施
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マタハラ
妊娠中の女性に対する嫌がらせ、いわゆるマタハラを撲滅しようと、日本の自民党の衆議院議員ら3人が妊婦疑似体験を行いました。
30カ国以上に支部を置く若者向けデジタルメディア・Viceによりますと、妊娠中の女性に対する嫌がらせ、いわゆるマタハラを撲滅する取り組みで、このほど日本の自民党の衆議院議員ら3人が妊婦が実際に直面する問題を理解しようと、2日間にわたって妊娠後期の女性の体形を模したジャケットを着る妊婦疑似体験を行いました。
これらの議員が試用した胸部、腹部の突き出た妊娠ジャケットは重さ7.3キロに相当します。政治家らは、国会への出席時以外は、家庭での普段の生活はおろか、これを装着したまま通勤、買い物も体験し、夜も外さずに眠るという生活を体験しています。
このうち1人は普通に立つのも、普通の生活を送るのも苦しいと告白し、小倉まさのぶ議員はツィッターでお腹のために動きにくく、「風呂洗い、爪切りなどいつも当たり前に行っている事でも難儀しました」と述べています。
また、町田駅前で街頭活動を行い、そのまま小田急線で国会に向かった日は、早朝から立ったままの状態だったために、途中で背中が痛くなって急行から各駅停車に乗り換える破目になったほか、混雑した電車は人や鞄がお腹に当たらないか不安になった、としています。
この妊婦疑似体験は、鈴木たか子議員が、職場で妊婦が受ける差別問題解決の一助となることを目指し考案したものの、実際には全議員がやってみようとは言わなかったということです。
キャリア問題のコンサルタントのニイハラ・アサコ氏はVice の取材に対し、「これではただのお芝居であり、妊娠し、子どもを抱えて働く女性の立場を改善するにはもっと断固とした措置をとるべきだ」とコメントしました。
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