IOC会長の日本訪問が見送りに
May 08, 2021 18:51 Asia/Tokyo
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IOC国際オリンピック委員会のバッハ会長
日本の報道各社が、今月17日から予定されていたIOC国際オリンピック委員会のバッハ会長の日本訪問が見送られる見通しとなった、と報じました。
日本の報道各社によりますと、バッハ会長は広島県で行われる東京五輪の聖火リレーの式典に出席するため、今月17~18日に日本を訪問する方向で調整が進められていたものの、東京都などへの緊急事態宣言の延長を受け、見送られる公算が大きくなったということです。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長は7日金曜の定例記者会見で、バッハ会長の日本訪問について「正直申し上げて非常に厳しいのではないか」との認識を示していました。
またNHKによりますと、橋本氏は「今の日本の状況をバッハ会長に直接見てもらうことも重要だと思うが、緊急事態宣言が延長される困難な状況の中で来日していただくのは大変な負担になり、非常に難しいと思っている」と述べています。
日本政府は7日、新型コロナウイルス対策の専門家でつくる分科会を開き、新型コロナウイルス蔓延に伴う東京、大阪、兵庫、京都の現在の緊急事態宣言を今月31日まで延長するとともに、愛知県と福岡県を1今月2日から宣言の対象地域に加える方針を了承しました。
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