厚労省、「20道府県で感染拡大が深刻化」
May 30, 2021 13:31 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省が、国内20道府県が新型コロナウイルスの感染状況を示すステージのうち、最も深刻なステージ4相当にあることを明らかにしました。
産経新聞によりますと、厚生労働省が28日金曜に発表したデータから、20道府県で病床使用率が50%超となりステージ4に相当し、地方の医療がひっ迫している状況が明らかになっています。
現在、ステージ4に相当するのは北海道、福島、群馬、石川、長野、岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、広島、香川、山口、福岡、熊本、鹿児島、沖縄の20道府県となっています。
大阪や東京に3度目の緊急事態宣言が発令された4月25日の2日前の時点では、ステージ4相当は10府県にとどまっていました。
データからは、大都市圏に比べ病床数が少ないことから、大都市圏から離れた地方でステージ4相当となるケースが増加していることが判明しています。
なお、日本の厚生労働省は今月28日、国内で接種が実施されているファイザーのワクチンの対象年齢を12歳以上まで引き下げる見通しである旨を発表しています。
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