日本政府が、五輪開閉会式担当から小林健太郎氏を解任
7月 24, 2021 14:02 Asia/Tokyo
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小林賢太郎氏
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が、1990年代のコントで、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人などのホロコースト(大虐殺)を揶揄するようなセリフがあったとして、ショーディレクターを務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)を、東京五輪開閉会式でのショーディレクターから解任しました。
IRIB通信によりますと、ある政治専門家は、「約25年前のホロコーストの主張についての政治的揶揄のために、2020年東京オリンピックの開会式の芸術監督に対してとられた性急な行動に驚きを隠せない」としています。
小林氏は、ホロコーストを揶揄するような表現があったことが最近になって浮上したことから解任されました。
日本にあるオリエントニュース通信のアルアズハリー編集長は、「日本の当局者は、予想外の形で小林氏を非難した」と語っています。
日本の外相、オリンピック関係者、そして多くの日本政府高官は、小林氏をオリンピック史上最大の災厄だとして非難しました。
ホロコーストに関する小林氏による揶揄問題が提起されてから、23年になります。
しかし、なぜ今再び提起されたのか、そしてなぜアメリカの反ユダヤ主義センターが今月21日に非難声明を出したのか、という疑問が浮上しています。
なお、シオニスト政権イスラエルは、第2次世界大戦中にナチスドイツがおよそ600万人のユダヤ人を虐殺したと主張しています。
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