KADOKAWA会長を逮捕、東京汚職事件で贈賄容疑
9月 14, 2022 19:12 Asia/Tokyo
東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、出版大手「KADOKAWA」の角川歴彦会長(79)が、贈賄容疑で逮捕されました。
日本の報道各社によりますと、東京地検特捜部は14日水曜、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で大会スポンサーを務めた出版大手「KADOKAWA」の角川歴彦会長(79)を贈賄容疑で逮捕しました。
特捜部によりますと、角川容疑者は、スポンサー選定などで便宜を受けたことの謝礼として、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に総額6900万円の賄賂を提供した疑いが持たれています。
角川容疑者の逮捕により、事件はKADOKAWAトップの逮捕にまで発展したことになります。
また今月6日には、この汚職事件をめぐり「KADOKAWA」の元専務2人が贈賄と受託収賄の容疑で逮捕されたほか、特捜部が角川会長の自宅も家宅捜索していました。
そして今月9日には、2021年2月まで大会組織委員会の会長を務めていた森善朗元首相(85)が、東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けていたことが判明しています。
角川会長の逮捕の報道について、Yahoo!のコメント欄には「検察は全てを解明してほしい」など、検察による事件解明を望む投稿が多く寄せられています。
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