自民・薗浦衆院議員が辞職意向 政治資金、故意に過少報告
12月 18, 2022 20:36 Asia/Tokyo
自民党の薗浦健太郎衆院議員は、自身が代表を務める政治団体の収支報告書に、およそ4000万円の収入を意図的に少なく記載したことを認め、辞職する意向を表明しました。
NHKによりますと、薗浦議員は東京地検特捜部の任意聴取に対し、「パーティーの収入の一部を記載しないことは秘書から事前に報告を受けていた」と述べており、意図的に収入を過少記載していたことを認めました。
この件に関して薗浦議員は、過少記載について秘書と共謀してやったことを周囲に認めているということです。
この秘書は同団体の会計責任者を務めていて、秘書が収入を過少記載したとみられるパーティーは、2018年以降、少なくとも4回に上るということです。
東京地検特捜部は、薗浦氏と秘書を政治資金規正法違反の疑いで刑事処分を検討しているものとみられます。