自民・下村氏、総裁選への出馬を断念
8月 30, 2021 18:10 Asia/Tokyo
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自民党の下村政調会長
自民党の下村政調会長は30日月曜、9月の党総裁選への出馬を断念する方針を固め、所属する細田派(96人)幹部に伝えました。複数の関係者が明らかにしました。
共同通信によりますと、下村氏は30日午前、総理官邸で菅首相と会談しました。
この中で、菅首相は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえ、追加の経済対策を検討するよう下村氏に指示しました。関係者によりますと、首相は「総裁選挙に立候補するなら、政務調査会長の職を続けるのは難しいのではないか」と指摘したということです。
そして午後、党本部で記者団に対し、「総裁選挙に立候補するため、政務調査会長を辞任することは責任放棄だ。喫緊の新型コロナ対応、経済対策の取りまとめに全力で取り組むことが最優先だと判断した」と述べ、立候補を断念する考えを示しました。
一方で、将来的に総理大臣を目指す考えに変わりがないか問われたのに対し「もちろんだ」と強調しました。
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