大型の台風14号が、まもなく八重島地方に接近か
9月 11, 2021 19:46 Asia/Tokyo
大型の台風14号が沖縄県の八重島地方に接近しており、気象庁は暴風、高波、土砂災害、河川の増水・氾濫が発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。
NHKによりますと、台風14号は12日日曜午後には強い勢力を保ったまま沖縄県の八重島地方に接近し、現地では猛烈な風や高波が起こる恐れがあるということです。
11日土曜午後3時には沖縄の南の海上を、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでおり、中心気圧は910ヘクトパスカル、最大風速は秒速55メートル、最大瞬間風速は80メートルに達し、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
八重山地方では、12日の午後6時までに予想される24時間雨量は、多いところで180ミリとなっており、また沿岸の波も高くなり、同日は10メートルの猛烈なしけとなる見込みです。
台風14号はこのあとも北上を続け、非常に強い勢力で12日の午後、石垣島や宮古島のある先島諸島にかなり近づく見込みです。
日本気象協会によりますと、この台風が東に進む場合、16日頃には西日本で大雨が降る恐れがあります。
気象台は暴風、高波、土砂災害、河川の増水・氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
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