日本の100歳以上の高齢者、8万6500人あまりに

9月 14, 2021 18:42 Asia/Tokyo

日本の厚生労働省が、9月15日の「老人の日」を前に、日本では現在、100歳以上の高齢者の数は8万6510人だと発表しました。

厚生労働省のプレスリリースによりますと、住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者数の総数は8万6510人で、そのうち約88％（7万6450人）が女性となっています。

また、2021年度中に100歳に到達している、または到達する見込みの高齢者は4万3633人に上るということです’。

高齢化社会、つまり生産年齢層である若年層の割合の減少と年金受給者数の増加は、現代の日本社会における深刻な社会問題となっています。経済的には、必要な年金額が医療・社会保障費が増大する一方、税金を国庫に納める能力がある生産年齢人口がどんどん減っていくことになります。

専門家らは、日本では2040年、65歳以上の高齢者が日本の人口の3分の1を占めると予測しています。日本には現在、世界最高齢である118歳の田中力子（かね）さん（福岡市在住）がおり、NHKによれば、13日には福岡県から長寿を祝って田中さんに花束などが贈られました。

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