沖縄紙記者が、玉城知事訪問し大統領への手紙などを提案
12月 02, 2021 22:09 Asia/Tokyo
米軍基地から派生する有機フッ素化合物PFAS汚染の問題や、1955年に幼女暴行殺害事件を起こした米陸軍軍曹のその後を明らかにした沖縄タイムス紙特約通信員のジョン・ミッチェル氏が1日、県庁で玉城デニー知事を表敬訪問しました。
沖縄タイムスによりますと、ミッチェル氏は「PFASは子どもの体に多大な影響を与える」と述べ、県民の血液検査などを通じて問題の証拠を積み上げることを知事に提案しました。
また、幼女暴行殺害事件を巡り、55年の事件から22年後の77年、軍曹が米本国で仮釈放されていたことや、死刑が収監45年に減刑されたことを説明し、従軍をたたえて米政府から墓石が贈られた事実などを挙げ、県民に寄り添ったものではないとバイデン大統領宛てに手紙を書き、対応を促すことも提案しました。
知事は「全ての県民もそうだが、特に弱い立場にいる幼い子どもたちの命については、私もしっかり守っていけるように頑張りたい」などと応じました。
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