神田沙也加がホテル22階から転落死、自殺か
歌手で俳優の神田沙也加さんが、札幌市内のホテルから転落して死去しました。35歳でした。
NHKなど、日本の報道各社が関係者の話として報じたところによりますと、神田沙也加さん(35)が日本時間の18日土曜午後1時ごろ、札幌市内にあるホテルの14階部分にある屋外スペースで倒れているのが見つかり、意識不明の重体となっていて搬送先の病院にてで死亡が確認されました。
捜査関係者によりますと、上層階にある部屋の窓から転落したとのことで、警察は現場の状況から自殺の可能性もあるとみています。
沙也加さんに近しい関係者の話では、転落する直前に父で俳優の神田正輝に電話していたということです。正輝氏は18日にテレビ朝日系「朝だ! 生です旅サラダ」(土曜・朝8時)に生出演しており、番組終了後の同日午前10時頃、沙也加さんから正輝の誕生日(今月21日)を前祝いする電話があり、会話をしたとされています。
神田さんは18日、札幌市内で上演されているミュージカルに出演する予定でしが、直前になって体調不良を理由に出演中止が発表されていました。
自身のツイッターではミュージカルなどに関する発信を続けており、今月8日の投稿が最後となっています。
神田さんは1986年、歌手の松田聖子と俳優の神田正輝の間に生まれ、2002年5月に「ever since」で歌手デビューするとともに、翌03年に映画「ドラゴンヘッド」で本格的に女優デビューし、両親譲りのルックスと歌声で人気を博していました。
神田さんが所属する事務所は19日日曜午前4時ごろ、神田さんの公式ホームページにお知らせを掲載し、日本時間18日午後9時40分に亡くなったと発表するとともに、「応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません。私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます」とコメントしました。
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