総務庁消防庁が全国の雑居ビル3万棟の調査・一斉点検要請、大阪の火災受け
12月 19, 2021 18:08 Asia/Tokyo
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雑居ビル
死者24人を出した大阪市北区のビル火災を受け、金子恭之総務相が全国の消防に対し、中低層商業ビルの避難経路の状況の緊急立ち入り調査・一斉点検を要請しました。
共同通信が19日日曜、報じたところによりますと、金子総務相は同日、全国の消防に対し、雑居ビル約3万棟に緊急立ち入り調査し、結果を報告するよう要請したことを明らかにしています。
また、それらの報告を踏まえ、有識者検討会で再発防止策をまとめる方針です。
調査の対象となるのは、大阪市のビルと同様に階段が一つしかなく、診療所や飲食店など不特定多数が出入りする施設が3階以上に入居するビルで、避難経路が確保されているかどうかなどを調べることになります
金子総務相は、今月17日に発生した大阪でのビル火災について、視察先の熊本県で報道陣に対し、「多くの方が避難経路を失い、逃げ遅れたと考えられる。結果を踏まえて対応を検討したい」と語りました。
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