徳島で、DMVが世界初の運行を開始
12月 25, 2021 16:41 Asia/Tokyo
道路と線路を同じ車両で走行する「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の世界初の運行が25日土曜、徳島、高知両県を結ぶ第三セクターの阿佐海岸鉄道により開始されました。
同鉄道の三浦茂貴社長(海陽町長)はこれについて、「DMVは線路と道路の双方を走れるということで、住民の皆様のそばまで行って人を乗せて、また線路で走ることができる。このため、特に地方や高齢化が進む地域での公共交通にとって非常に前向きなものと考えられ、期待している」と語っています。
また、「道路を走ってきたバスがレールの上に乗って、前のほうから車輪が出てきて、前の車体を浮かして、後ろのタイヤでそのままレールの上を走るという仕組みになっている」と述べました。
そして、「そのあたりをまず、海陽町がきちんと運行していって、それが全国のローカル線につながっていけたらと思う」と結んでいます。
なお、地元関係者は、観光地へのアクセス向上や鉄道ファンの集客などを期待しています。
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