日本人の健康寿命、男女ともに過去最長を更新
12月 29, 2021 21:46 Asia/Tokyo
厚生労働省は、日本人の「健康寿命」の調査結果を発表し、女性が75.38歳、男性が72.68歳で、男女ともに過去最長を更新しました。
NHKによりますと、「健康寿命」とは、介護などを受けずに健康的に社会生活が送れる期間を指し、厚生労働省は3年ごとに全国から約20万世帯を抽出して調査しています。
今回の調査結果では、前回の3年前よりも女性が0.59歳、男性が0.54歳伸びて、過去最長となりました。
都道府県別で健康寿命が最も長かったのは、女性が三重県(77.58歳)、男性が大分県(73.72歳)でした。
一方、最も短かったのは、女性が京都府(73.68歳)、男性が岩手県(71.39歳)でした。
厚労省は、「脳卒中などで介護が必要になる人が減っているうえ、高齢者の社会参加が増えていることも影響しているのではないか。今後、コロナ禍の影響が出ないか注視したい」とコメントしています。