大阪の郵便配達員が、接種券など郵便物約7000通を捨てた容疑で逮捕
(last modified Tue, 18 Jan 2022 11:52:36 GMT )
1月 18, 2022 20:52 Asia/Tokyo
  • 大阪の郵便配達員が、接種券など郵便物約7000通を捨てた容疑で逮捕
    大阪の郵便配達員が、接種券など郵便物約7000通を捨てた容疑で逮捕

新型コロナのワクチンの接種券などおよそ7000通の郵便物を雑木林に捨てたとして、大阪の郵便局の配達員が逮捕されました。

NHKが18日火曜、報じたところによりますと、逮捕されたのは堺市美原区にある美原郵便局の配達員、原康之容疑者(20)です。

警察の調べでは、原容疑者は今月16日の夕方、美原郵便局からおよそ1.4キロ離れた雑木林に、配達する予定だった郵便物およそ7000通を捨てたとして郵便法違反の疑いが持たれています。

また調べに対し「配達するのが面倒になり、持ち帰って車に隠していた。隠していた郵便物の処分に困って雑木林に捨てた」などと供述し容疑を認めているということです

これらの捨てられた郵便物は買い物袋などに入った状態で捨てられ、なかには新型コロナのワクチンの接種券のほか、はがきや封書が入っており、また原容疑者が郵便物を捨てているのを通りかかった人が目撃し、警察に通報して発覚したということです。

この事件について日本郵便近畿支社は、捨てられた郵便物の内容を確認でき次第、今後の対応を検討するとしていて「信頼を損なうことになり、深くおわび申し上げます。今後こういった事案が発生しないよう指導を徹底してまいります」とコメントしました。

 


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