日本がLNGを欧州に融通する方針、ウクライナ緊迫化で
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ウクライナ情勢が緊迫化しヨーロッパで天然ガスの調達が滞るのを避けるため、日本政府は国内に必要なLNG・液化天然ガスを確保したうえで一部をヨーロッパ向けに融通する方針を固めました。
(last modified 2026-03-02T13:42:05+00:00 )
2月 09, 2022 16:22 Asia/Tokyo
  • LNG    
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ウクライナ情勢が緊迫化しヨーロッパで天然ガスの調達が滞るのを避けるため、日本政府は国内に必要なLNG・液化天然ガスを確保したうえで一部をヨーロッパ向けに融通する方針を固めました。

NHKによりますと、ウクライナ情勢の緊迫化が続く中、現在のところヨーロッパは、電力などに必要な天然ガスの需要のおよそ4割を、ロシアからパイプラインを通じて供給を受けています。

しかし、欧米諸国は仮にロシアがウクライナに侵攻した場合、対ロシア経済制裁に踏み切る可能性を示しており、ロシアが対抗措置としてヨーロッパ向けの天然ガスの供給を絞るのではないかという見方も出ています。

関係者によりますと、こうした情勢を踏まえ政府は日本のLNGの一部をヨーロッパ向けに融通する方針を固めました。

今回の方針は、ヨーロッパのエネルギー確保のためにアメリカのバイデン政権が要請してきたものに応える、日本としては異例の対応となりそうです。

政府としては国内の電力を安定的に供給するための十分な量は確保したうえでLNGの権益を持つエネルギー企業などに協力を求め、ヨーロッパを支援することにしたものです。

日本政府は早ければ9日水曜にも正式に表明する見込みで、今後、融通する量や時期などの検討を進めることにしています。

この問題について、松野官房長官は同日午前の記者会見で「ウクライナ情勢をめぐるヨーロッパの厳しいガス供給の事情を踏まえ、日本としてどのような貢献ができるか経済産業省を中心に検討している」とコメントしました。

 


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