JALもヨーロッパ便すべて欠航、ウクライナ情勢影響で
3月 03, 2022 15:46 Asia/Tokyo
ロシアのウクライナへの攻撃が続いていることを受け、JAL日本航空が3日木曜のヨーロッパ便についてすべて欠航すると発表しました。
JALは、ロシア領空を飛行する羽田とフランスのパリ、イギリスのロンドン、フィンランドのヘルシンキを結ぶ旅客便と成田とドイツのフランクフルトを結ぶ貨物便あわせて8便を欠航することを決めました。
この措置は、日々変わる情勢をふまえリスクを考慮しての判断で、4日以降については未定だということです
この措置により、257人に影響が出ると見られています。
またANA全日空は既に2日水曜、3日のヨーロッパ便をすべて欠航すると発表しました。 ANAによりますと、3日午前0時50分に羽田空港を出発しドイツのフランクフルトに向かう便の運航を取りやめます。
これにより、フランクフルトから羽田に戻る便も欠航となり、約130人に影響が出ると見られ、さらに貨物便6便も欠航します。
ANAはこれについて、「日本からヨーロッパに向かう便はロシアの領空を飛行することから、運航の安全を確保するために総合的に決断した」と発表しました。