推理小説作家の西村京太郎さんが死去
3月 06, 2022 16:10 Asia/Tokyo
鉄道や観光地を舞台にした、いわゆる「トラベル・ミステリー」の第一人者として知られる推理小説作家の西村京太郎さんが、肝臓がんのため亡くなりました。 91歳でした。
NHKが6日日曜、報じたところによりますと、西村さんは東京で生まれ、作家としての活動を始めたあと、社会派の推理小説、「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞を受賞しています。
その後、鉄道や観光地を舞台にしたいわゆる「トラベル・ミステリー」と呼ばれる分野の推理小説を数多く発表しました。
特に、主人公として警察官の「十津川警部」が登場する作品は、テレビドラマとしてもシリーズ化されるなど、人気作家としての地位を築きました。
西村さんは今月3日、肝臓がんのため神奈川県内の病院で死去しています。