岸田首相が、夏の参院選勝利に向けた結束を呼びかけ

岸田首相が、夏の参議院選挙の勝利に向けて結束を呼びかけました。

NHKによりますと、岸田首相は、新型コロナ対策のため、去年に続いて出席者を絞り込む形で都内のホテルにて開かれた自民党の党大会で13日日曜午前、「ウクライナ情勢や新型コロナなど、歴史的な変化や課題に立ち向かっていくための『力』を得る戦いだ。これだけの国家的課題に直面する時、自民・公明の連立与党以外に、この国を任せることはできない。われわれがやるしかない」と強調し、勝利に向けて結束を呼びかけています。

また、公明党との関係については「いかなる事態が起きても国民生活を守り抜いていくためには政治の安定が不可欠だ。参議院選挙も自公の連携のもと勝利し、政治の安定を担っていく」と述べました。

朝日新聞によりますと、20世紀末に連立政権を組み、妥協や打算を抱えながら関係を維持してきた自民、公明両党の幹部からは、近年になくパートナーへの不満が聞かれるということです。

岸田首相は最近、公明党の山口代表（69）との会談の後、記者団に対し、「最近、自公の間では様々ないきさつにより、隙間が生じていると言われた場面もあった。政権与党である自公の間では、いかなる隙間も許されない」と語ったとされています。

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