林外相がロシア友好国モンゴルを訪問、「ウクライナ情勢をめぐり緊密に連携」
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ロシアの友好国・モンゴルを訪問中の林外相が、同国のバトツェツェグ外相と会談し、ウクライナでの特殊軍事作戦を続けるロシアに対し、国際社会が連帯して対処していく必要性を強調しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
May 01, 2022 20:13 Asia/Tokyo
  • 林外相とモンゴルのバトツェツェグ外相
    林外相とモンゴルのバトツェツェグ外相

ロシアの友好国・モンゴルを訪問中の林外相が、同国のバトツェツェグ外相と会談し、ウクライナでの特殊軍事作戦を続けるロシアに対し、国際社会が連帯して対処していく必要性を強調しました。

日本の報道各社によりますと、林外相は1日日曜、ロシアの友好国でエネルギー分野を含めた経済面などでつながりが強いモンゴルを訪れ、バトツェツェグ外相と会談し、ウクライナ情勢をめぐって意見交換を行っています。

この中で林外相は、2022年が日本とモンゴルとの外交関係樹立50周年であることに触れつつ、国際秩序が深刻な挑戦を受けている今こそ、普遍的価値を共有する両国の連携が求められていると呼びかけました。

その上で、ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦がアジアを含む国際社会全体の根幹を揺るがす深刻な事態だと重ねて指摘し、国際社会が連帯して対処していく必要性を強調しました。

林外相は、日本とも良好な関係にあるモンゴルと対話を積み重ね、双方の隔たりを縮めたい意向です。

これに対し、バトツェツェグ外相は、モンゴルによるウクライナへの人道支援などを説明したうえで、即時停戦と緊迫した状況の緩和が重要だという認識を示すとともに、対露非難に慎重な考えを伝えたとみられます。

そして両外相は、今後も緊密に意思疎通を続けていくことを確認しました。

モンゴルは国境を接するロシアとの関わりが深く、国連総会が3月に対ロ非難決議を採択した際は中国、インド、ベトナムと共に棄権しました。

 


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