岸防衛相、北朝鮮が短距離SLBM発射について「月内に核実験も」
May 07, 2022 19:21 Asia/Tokyo
岸信夫防衛相が、「発射されたSLBMは最高高度50キロ、飛翔距離600キロ程度と分析しており、日本のEEZ排他的経済水域外に落下と推定している」と語りました。
ロイター通信が7日土曜、東京およびソウルから報じたところによりますと、「北朝鮮が月内に核実験を再開する準備を整えた」と米政府が分析していることについて、岸防衛相は日本政府も見方を共有しているとし、「早ければ今月中にも準備が整うとみている」と述べています。
防衛省は、関係幹部会議を開いて、情報収集や分析を行う予定です。
また首相官邸には松野官房長官が入って情報を集約しており、岸田首相は公邸にとどまり松野長官から報告を受ける見通しです。
日本政府関係者によりますと、現時点では航空機や船舶への被害の情報は入っていないということです。
一方、韓国では、北朝鮮に対して厳しい姿勢をみせているユン・ソンニョル氏の大統領就任式が今月10日に行われる予定です。
北朝鮮のプロパガンダサイトは今月5日、ユン氏を「米国寄り」の大統領と批判していました。
北朝鮮は今月4日にも弾道ミサイルを発射しており、これは日本のEEZ外に落下しています。
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