山口県阿武町が、コロナ給付金誤振り込みの男性を提訴 4630万円の返還求め
May 12, 2022 15:43 Asia/Tokyo
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山口県阿武町が、コロナ給付金誤振り込みの男性を提訴 4630万円の返還求め
山口県阿武町が463世帯分のコロナ給付金4630万円を、誤って1人の男性の口座に振り込んだ問題で、町は12日木曜、男性に全額返還を求めて山口地裁に提訴しました。
阿武町は先月8日、新型コロナウイルスによる生活困窮世帯463世帯を対象に、国の臨時特別給付金を1世帯ごとに10万円支給する予定でした。しかし、町職員が手続きを誤り、合計4630万円が1人の男性の口座に振り込まれました。
町は先月21日に男性と面会し、金額の返還を求めましたが、男性は「お金はすでに動かしており、もう戻せない。罪は償う」との返答があったのみで、回収には至っていません。
NHKによりますと、12日木曜の臨時町議会で花田町長は、金額の回収にむけ全力を挙げると表明し、この男性を提訴する議案を提出し、全会一致で可決されました。同日、町は誤って振り込んだ4630万円に弁護士費用などを加えた5116万円の支払いを男性に求め、山口地裁萩支部に提訴しました。
朝日新聞によりますと、この男性は24歳で、2020年10月に阿武町の「空き家バンク」制度を利用し、県内他地域から移住してきたということです。一人暮らしで県内の店で働いていましたが、現在は退職しており、連絡もつかない状態だということです。
町の調査で、4630万円が誤って振り込まれた先月8日のうちに男性の口座から60万円以上が引き落とされ、その後もカード決済などの引き落としが頻繁にあり、2週間ほどでほぼ全額が口座からなくなったということです。
阿武町の花田町長は、提訴にあたって「男性には、今からでもいいので返してほしいと言いたい」と述べています。
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