ソニー元会長の出井氏が死去
6月 07, 2022 19:54 Asia/Tokyo
ソニーの社長、会長を歴任した出井伸之氏が、今月2日に84歳で亡くなっていたことが明らかになりました。
各メディアによりますと、死因は肝不全で、葬儀は密葬の形で近親者がすでに済ませているということです。
出井氏は1960年の入社から2005年のCEO退任まで終始ソニーの発展に貢献し続けた人生を送りました。今日、世界で認識されるソニーのブランドイメージは1990年代に創り上げられましたが、これには出井氏が大きく貢献しています。
1995年に第6代ソニー代表取締役社長に就任し、社長就任前から着目していたインターネットとAV、IT機器をつなげる重要性を見抜き、先駆けてネットワーク時代のソニーへと方向転換を成功させました。
さらに同氏は、日本内閣のIR戦略会議の議長、経団連の副会長など、社外活動にも尽力しました。