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岸信夫防衛相が、オーストラリアのマールス副首相兼国防相と会談し、日豪の防衛協力の強化などで一致しました。

岸信夫防衛相は15日水曜、防衛省内で来日中のマールス国防相と会談し、冒頭で「両国の防衛力強化はインド太平洋地域の安全保障を強化するものだ」と強調しました。

これに対しマールズ氏は「複雑な国際環境からしても、日本はオーストラリアにとり重要な存在だ」と述べています。

両者は日豪の共同訓練の拡充などのほか、南シナ海や東シナ海における力による一方的な現状変更に強く反対するとともに、法の支配に基づいた自由で開かれた海洋秩序が重要との立場で一致しています。

さらに日豪の防衛協力を「野心的」かつ前向きに進めていくことでも一致しました。

なお、両者は今月12日にもシンガポールで会談しています。

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