オマーンで、豪雨により16人死亡
7月 14, 2022 16:54 Asia/Tokyo
オマーン当局が、豪雨と暴風のために国内でこの1週間に16人が死亡し、さらに4人が行方不明になっていることを明らかにしました。
オマーン国営通信によりますと、同国警察部隊作戦部長のMohammed bin Nasser al Kindi准将は13日水曜夜、国内地域で今月7日から12日にかけて激しい降雨が観測されたとしました。
そのうえで、「悪天候により16人が死亡したほか、4人が行方不明になっている。また、40人が救助された」と述べました。
オマーンでは昨年にも、サイクロン「シャヒーン」が引き起こした豪雨により、国内で数十人の死傷者が出ています。
サイクロンやハリケーンという気象現象は、赤道に近い場所での気温上昇により海上などで発生します。
これらの嵐は、大洋上を渦をまきながら移動し、時には陸にも接近します。その場合には、海岸に突風や大波が発生し、上陸によって激しい洪水や取り返しのつかない被害がもたらされることがあります。