3月 28, 2023 18:59 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアのムハンマド皇太子と中国の習国家主席(アーカイブ写真)
    サウジアラビアのムハンマド皇太子と中国の習国家主席(アーカイブ写真)

サウジアラビアのムハンマド皇太子が、自国の近隣関係を拡大させるイランとの合意成立にあたって中国が行った努力は評価に値するとしました。

イランとサウジアラビアは今月10日、中国・北京において、7年ぶりに外交関係を正常化させることで合意しました。

サウジアラビア国営ワス通信によりますと、同国のムハンマド皇太子と中国の習近平国家主席は28日火曜に電話会談を行い、二国間協力と、サウジ・イラン外交関係正常化合意で中国が果たした役割について話し合いました。

習国家主席は、自国がアラブ諸国、ペルシャ湾岸協力会議加盟国、西アジア諸国との関係を拡大するにあたってムハンマド皇太子が行った努力に感謝したうえで、「我が国は、イランとサウジの対話継続を支援していく用意がある」と述べました。

サウジの公式情報筋は先日、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とサウジアラビアのファイサル外相が聖なるラマダン月の間に会談することで合意したと伝えました。

関係正常化合意によれば、両国は今後2か月以内に互いの国にある自国大使館を再開することになっています。

 


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