May 01, 2023 18:53 Asia/Tokyo
  • 国連安保理
    国連安保理

イエメン人権省が、「国連安全保障理事会が平和を求める中立的な調停者であったことは、一度もなかった」としました。

イエメン国営サバー通信によりますと、イエメン救国政府の人権省は30日曜日の声明において、「国連安保理は、数年におよびイエメンが侵略されている間、最も醜悪な形で偽善を行い、侵略者による犯罪行為を正当化した」としました。

また、「安保理は、国際的な安全と平和を守るためのいかなる決定も下す力がなく、米国とイギリスが目的を達成するための道具にすぎないことを証明して見せた」と続けました。

そして、「安全保障理事会はイエメンでプラスの役割を果たしたことはなく、常にイエメンの人々の間に敵意と憎しみを生じさせてきた。米国やイギリスのような一部理事国がイエメンへの侵略に関わったことが、同理事会がマイナスの役割を担った最大の原因である」としました。

サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数カ国の支援により、2015年3月からイエメンに対する軍事侵略を行い、同国を完全封鎖してきました。

この戦闘は、これまでにイエメン国民1万6000人以上を死亡に至らせ、数万人を負傷させたほか、数百万人を難民化させています。

 


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