May 28, 2023 16:05 Asia/Tokyo

トルコで大統領選挙の決選投票が始まり、人々が投票所へ足を運んでいます。

トルコ国民は今回の決選投票で、エルドアン現大統領もしくは野党連合の推すクルチダルオール氏のどちらかに投票します。

クルチダルオール氏は、決選投票では自分が勝つだろうと語り、自身のツイッターで有権者に向けて、「どのような圧力や制限があれども、国民が望むなら勝利にたどり着ける」と呼びかけました。

今月14日に行われた大統領選挙では、トルコ選挙管理委員会の集計によるとエルドアン氏が49.5%にあたる2708万8000票余り、クルチダルオール氏が44.89%にあたる2456万8000票余りを獲得し、決選投票に進むことになりました。

同国の大統領選挙が決選投票までもつれこんだのは、今回が初めてとなります。

 

トルコでの大統領選挙

 

トルコ政府関係者はこれまで、自国の大統領選挙に対するアメリカや欧州諸国の介入について、繰り返し警告を行っています。ソイル内務相も先日のインタビューで、アメリカがトルコの選挙に干渉していると非難しながら、「西側メディアによるトルコの大統領選挙および国会議員選挙への介入は、米国の企みに沿ったものと見なされる」と述べていました。

トルコでは、2017年の国民投票により憲法が改正され、国家元首である大統領を行政の長とする「大統領政府制度」が採られるようになりました。同国の大統領の任期は5年となっています。

 


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