6月 28, 2023 19:06 Asia/Tokyo

ハッジと呼ばれるメッカ大巡礼の一連の儀式が、最終段階を迎えています。

メッカ大巡礼への参加のために世界各国からサウジアラビアを訪問しているイスラム教徒巡礼者らは、同国の聖地メッカにある「カアバ神殿」の巡礼を終え、メッカ郊外のミナの地へ赴き、そこで一夜泊まった後、アラファート砂漠に向かいました。

国際通信イランプレスによりますと、メッカ巡礼者ハッジの様々な儀式を行った後、儀式の最終日に当たる犠牲祭に神への生贄を捧げることで一連の儀式が終了しました。

イスラム教徒の大集合とされるメッカ巡礼の儀式には今年、世界各国から200万人以上の巡礼者が参加しています。

メッカ巡礼の儀式はイスラム共同体の連携、同胞、団結の象徴とされています。

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、メッカ巡礼の重要性やその目的について、「メッカ巡礼は文明的かつ世界的なイベントであり、その目的はイスラム共同体を向上させ、彼らの心を互いに近づけ、不信心、圧制、覇権、傲慢者に対抗する上で彼らを連携させることである」と述べました。

 


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