Pars Today

中国を訪問しているシリアのアサド大統領が、「西側は米ドルを諸国への武器として利用している」と非難しました。

近年、イラン、ロシア、中国、インドなどの多くの国々は、国際取引が米ドルに支配されていることに疑問を提起しています。西側、中でもアメリカが世界市場で米ドルを悪用していることから、これらの国々はこの通貨に代わり自国通貨を使用しようと考えています。

今月21日から中国を公式訪問しているアサド大統領もこのほど、これに関する発言をしました。

アサド大統領は、北京で行った中国の李強首相との会談において、「西側諸国が米ドルを他の国々に対する武器として悪用しているため、ほとんどの国は、中国の通貨・人民元が国際通貨になることを望んでいる」と強調しました。

ロシア、中国、インドは現在、それぞれの自国通貨を使った通商取引をすでに始めています。

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