Pars Today

イエメン軍が、「我が国の防空部隊が領空内で敵対行為を遂行中だったアメリカの無人機を撃墜した」と発表しました。

ファールス通信によりますと、イエメン軍のヤフヤー・アルサリーウ報道官は８日水曜夜、アメリカの無人機MQ9１機を撃墜したことを明らかにしました。

また、「イエメン防空部隊は、シオニスト政権イスラエルへの軍事支援を目的にイエメン近海上でスパイ飛行を行っていたアメリカのMQ9無人機を撃墜した」としています。

この声明ではまた、「この無人機は適切な武器で撃墜された」とするとともに、イエメンの領土を守り、脅威に対処することは同国の正当な権利だと強調しました。

さらに、この声明の最後では、パレスチナ国民への支援を改めて強調する一方、「敵対行動がイエメンの対イスラエル軍事作戦の継続を妨げことはない」と述べられています。

イエメン軍はここ数日、パレスチナ・ガザでイスラエルが引き起こした犯罪に対抗して、パレスチナ占領地南部のエイラート港をミサイルと無人機で攻撃しました。

ヤフヤー・アルサリーウ報道官はこれに先立ち、「パレスチナ国民に対するイスラエルの攻撃が続く限り、イスラエル占領地に対するイエメン軍の攻撃は続くだろう」と強調していました。