11月 13, 2023 16:12 Asia/Tokyo
  • エルドアン・トルコ大統領
    エルドアン・トルコ大統領

トルコ大統領が、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスをテロリストだとする西側諸国の主張を拒否し、「ハマスは祖国の領土を防衛・死守するために戦っている」と語りました。

エルドアン・トルコ大統領は、OICイスラム協力機構およびアラブ連盟による緊急合同会合から帰国した後、パレスチナのイスラム教徒の権利擁護に当たっての国連やその他の国際機関の無能さと無策ぶりを批判し、国際体制構造の改革を求めました。

また、「拒否権を持つ5大国に世界や諸国民の暮らしの声明の未来を任せるわけにはいかない。国連における常任理事国制度と拒否権制度は変更される必要がある」と述べています。

さらに、「ガザ地区はシオニスト占領者ではなく、パレスチナ市民に属する」と強調し、国際社会に対し、ガザにおけるシオニスト政権の犯罪と殺害に対して行動を起こすよう要請しました。

エルドアン大統領はイスラエルを、「難民キャンプ、病院、学校、モスク、教会を攻撃して戦争犯罪をはたらいた子供殺しの政権」だとしています。

加えて、OICとアラブ連盟の共同宣言に関して、「この文書には入植者をテロリストとみなしているという事実を含め、多くの新たな現実的な点が含まれている」と述べました。

そして、「我々の地域は、数万キロも離れたところからやって来て、ここで権力を握ろうとしている国々の諸悪から直ちに解放されるべきだ」としています。

 


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