11月 29, 2023 19:59 Asia/Tokyo

WFP国連世界食糧計画が、パレスチナ・ガザで飢餓発生の危険性が高まっていることに警告を発し、同地区へ早急に食糧支援を行うよう求めました。

カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、WFPはガザにおいて飢餓が発生する危険性が高まっているとしながら、「ガザに送られた食糧は十分ではなく、パレスチナ人難民の間に広まりつつある深刻な飢餓を解決できていない」と強調しました。

また、「ガザでは、女性と子どもを中心とした住民が飢餓にさらされる危険が高まり、懸念されている。同地区住民への継続的な食糧支援が保証されない場合、この危険は現実化しうる」としました。

WFPは数日前にも、シオニスト政権イスラエル軍のガザ封鎖および攻撃によってガザ住民が置かれている悲惨な状況について警告し、「ガザでは約220万人の人々が緊急食糧支援を必要としている」としていました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビはこれに先立ち、「ガザの人道状況は極めて悲惨なものであり、電力が完全に遮断されている上に水も食料も手に入らない」と伝えていました。

 


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