1月 28, 2024 20:37 Asia/Tokyo

イラク抵抗組織が、イスラエルの港湾施設とシリアにある米軍基地を無人機で攻撃しました。

レバノンのアルマヤーディーン・テレビによりますと、これ以前にも地中海にあるシオニスト政権イスラエルのカリシュ・ガス田や占領地南部のエイラート港をミサイルで攻撃してきたイラク抵抗組織は今回、イスラエルの港湾施設とシリアにある米軍基地への攻撃を行いました。

攻撃による人的被害や損害の程度については、明らかになっていません。

ロシア・スプートニク通信もシリア現地筋の話として、イラク・ヨルダンとの国境に近いタンフ米軍基地が4機の無人機により攻撃を受けたと報じました。

イラク抵抗組織はこれまでに同国やシリアにある米軍基地を何度も無人機やミサイルで攻撃してきました。

こうした攻撃は、シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃が激化していることをうけたものです。

イラク抵抗組織は、アメリカをイスラエルによるガザ攻撃の支援者とみなし、イスラエルによるガザ攻撃が続く限り、米軍基地に対する作戦を継続するとしています。

またイラク議会の議員らも、自国からの米軍撤退を強調しています。

イラク国内には現在、数千人の米兵がイラク軍に対する訓練や軍事顧問などの名目で駐留しています。

米紙ワシントン・ポストは、米・イラク間で少なくとも米兵2500人の撤退に向けた交渉が始まったと報じながら、「この3カ月でイラク抵抗組織による米軍基地への攻撃が相次いで起き、議会議員からは米軍撤退を望む声が高くなっている」と記しています。

 


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