2月 24, 2016 21:35 Asia/Tokyo
  • イスラエルの刑務所内でパレスチナ人への拷問

被占領地パレスチナの2つのNGOが、シオニスト政権イスラエルの治安関係者のパレスチナ人に対する悪質な対応と、パレスチナ人の収監者に対する拷問を批判しました。

フランス通信が24日水曜に伝えたところによりますと、イスラエルの2つのNGO、B'tselemとHaMokedは、24日に発表した報告の中で、パレスチナ人の収監者に対するイスラエルの諜報機関シンベトの関係者の悪質な対応と彼らに対する拷問は、シオニスト政権のパレスチナ人に反対する、意図的な政策の一部だと考えられるほどに拡大し、組織化しているとしました。

また、この報告によりますと、パレスチナ人に対する悪質な対応と拷問の行使は、イスラエルのほかの刑務所などでも広く行われているということです。

さらに、シンベトの関係者はシオニスト政権の刑務所ではパレスチナ人への取調べの際、残酷な方法が取られ、そのひとつは、長時間にわたり収監者を眠らせないというものです。

この報告によりますと、シンベトの関係者は、パレスチナ人収監者の手足を椅子に縛りつけ、長時間、寒い場所や暑い場所に放置しているということです。

また、パレスチナ人が何日も大変狭く、不快な場所に留置されていることは、物議をかもす問題となっています。

さらに、パレスチナ人の収監者に関する調査を行う機関の発表によりますと、パレスチナ人がシオニスト政権の刑務所で過ごしている状況と、世界のおよそ10の悪名高い刑務所の状況を比較した場合、シオニスト政権の刑務所は、これらの刑務所の劣悪な条件すべてを兼ね備えているということが明らかになっています。

現在も、およそ7000人のパレスチナ人収監者がシオニスト政権の刑務所に留置されています。

シオニスト政権の刑務所の収監者は全員、基本的な人権を制限され、劣悪な状況の中に置かれています。

タグ