1月 25, 2016 23:30 Asia/Tokyo
  • イスラエルが、放射性廃棄物を埋設するための新たな場所を模索

シオニスト政権イスラエルの原子力発電所の関係者が、被占領地パレスチナ南部に放射性廃棄物を埋設しようとしています。

シオニスト政権のディモナ原子炉の放射性廃棄物は、現在、この原発の近くに埋設されていますが、関係者は新たな埋設場所を探しているということです。

シオニスト系の新聞ハーレツは、被占領地パレスチナ南部のネゲブ砂漠の北東部が、ディモナ核施設の放射性廃棄物の埋設場所として提案されているとしました。

シオニスト政権の2チャンネルも、「ディモナ原発の職員数十人が、この原発での活動が原因でがんにかかって命を落としている」と伝えました。

シオニスト政権の司法機関も、現在、ディモナ原発の技術関係者がこの数年、さまざまながんにかかっている問題について45件以上の調査を行っています。

ディモナ原発は、ヨルダンとの国境から15キロのネゲブ砂漠に位置しています。

さまざまな報告によりますと、この原発の放射性廃棄物は、原発近くの住民や近隣諸国の人々、特にヨルダンやエジプトの人々など、数百万人の健康や環境を脅かしています。

ディモナの元技術専門家は、「ネゲブ砂漠での地震により、建設されてから50年になるこの原発には大きな亀裂が生じており、放射性物質の拡散が、近隣のアラブ諸国の数百万人の命を脅かしている」としています。

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